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2014.08.23 - 新潟県南魚沼郡

採れたて野菜とおむすび。

おむすびプロジェクト 畑丸かじり in 南魚沼

8月23日（土）南魚沼郡湯沢町の畑「魚沼インレットファーム」で、無農薬野菜の収穫体験を行うおむすびプロジェクトを開催しました。
みんなで採った野菜をみんなでクッキング、ぬか釜炊きのRICE475南魚沼産コシヒカリのおむすびを結んで、最幸のごはんを食べよう！ということで、首都圏や新潟市内などさまざまな地域から南魚沼へ集まっていただきました。

まずは野菜の収穫。
湯沢町の添名地区の畑にて行いました。こちらの畑は魚沼インレットファームが丹精込めて数々の無農薬野菜を栽培しています。
ところが2週間前に上陸した台風11号の影響、それに加えてタヌキやカラスなどの動物に食物を食べられる被害を受け、畑は見るに耐えない状態となり、今回の収穫体験の開催について断念することを視野に入れざるを得なくなりました。
台風が過ぎ去った後にすぐに整備を行い、こまめに手入れをした結果、なんとか収穫できるところまで復旧することができました。
これで一安心！と思いきや、今度は天候の問題。
前日は雷雨、当日の予報も雨。
しかしみんなの思いが天に通じたのか、当日は見事な快晴となりました！

そんな中、行われた野菜の収穫。
オクラ・ナス・ピーマン・枝豆・サツマイモ・トウモロコシを皆さんに収穫していただけました。

ピーマンとトウモロコシはその場で丸かじり。どんな一流シェフにも真似できない究極な味と香りがそこにはあります。

収穫を終えて、『湯沢リバーサイドキャンプサイト&カフェ』へ移動。こちらは越後湯沢の山間にある「ルーデンスヴィレッジ」という施設の中にあるキャンプ場です。
目の前に流れるは魚野川。背後にそびえるは正面山。360度自然に囲まれたのんびりゆるゆるな空間。

まず始めにRICE475南魚沼産コシヒカリのぬか釜炊きが行われました。こちらは子供たちが興味津々。初めてみる大きなぬか釜はとても印象的だったかと思います。お米の籾殻を燃料としてご飯を炊き上げる昔ながらの方法をその場で実演。

ご飯が炊けるのを待っている間に、先ほど採った野菜をみんなで調理。子供たちも積極的に参加してくれましたが、ここはお母さんたちが進んで取り組んでくれました。
今後の食卓に今回のおかずが並んでくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

出来上がった料理は6品。
・ 夏野菜グリル バルサミコ味噌ドレッシング
・ 夏野菜なんでも浅漬け
・ 糸瓜（そうめんカボチャ）のサラダ
・ チキンのトマト煮
・ ナス味噌
・ キュウリの佃煮

おかずの完成と同時にご飯も炊きあがりました！
とってもいい香り。今回は、無農薬米と減農薬米の食べ比べもしてもらいました。

そして、おむすびづくり。
自分が食べるおむすびは自分でおむすび。一人一人個性豊かなおむすびが出来上がりました。

待ちに待った、「いただきまーすっ！！」
採れたて野菜もおむすびもとっても美味しい！
無農薬野菜と無農薬米を川のほとりで食べられるなんて、とても健康的ですね。
会場は参加者全員の笑顔が満ちあふれていました。

都市と農村、生産者と消費者の交流。
どちらかが偉いわけでもなく、互いが尊重し合わないと成り立たない関係。そのことを改めて気づかせてくれるとても素敵なイベントとなりました。
ごちそうさまでした！
（NPO法人アースロア 竹内 智哉）

今回のナイスGuys賞！

NPO法人アースロア スタッフ

山本 克幸
辻本 和男
松尾 朱理
竹内 智哉

Photo by Hiroyuki Tanaka

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