おむすびプロジェクト

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イベントレポート

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2014.10.04 - 山梨県富士吉田市

富士山の麓でおむすび。

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富士山の麓でニジマスつかみどり in 富士吉田

富士山のふもと、北側に位置する富士吉田市は、富士山から湧き出すきれいな水に恵まれた高原都市です。おむすびプロジェクト第三弾では富士吉田の自然とおいしさをたっぷり味わいました。
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この日はあいにく姿を見せてくれなかった富士山ですが、いつもはこんな風景が広がっています。

飲料水や織物の染色をはじめとする水にまつわる産業がたくさん見られる富士吉田ですが、お魚もその一つ。実は、全国有数のニジマスの養殖が行なわれている地域なのです。
今回は、この地で養殖業を始めて40年になるという「山口養鱒場」を見学しました。

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わたしたちがそのまま飲んでも美味しい水の中で育つニジマスは元気いっぱい。なかでも山口さんの自慢は2年以上かけて育てられた大きな「甲斐サーモン」。きれいな水のおかげで薬も使う必要がなく、そのまま生でお刺身にして食べられます。今日は特別にその場で活け締めにしていただきました。
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続いては、「富士見釣り堀」へ。本日の目玉、マスのつかみ取り体験です!
つめたく透き通る水の中に放たれたニジマスは思った以上に素早く、会場は大盛り上がり。水を怖がる子、協力しながら捕まえる子、みんながそれぞれ収穫を手にしていました。
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ここでは釣り堀のお兄さんにニジマスの解体を実演していただきました。
さっきまで養鱒場で元気に泳いでいた魚、自分たちの手でつかまえた魚を開いていく様子に子供たちは興味津々。
普段何気なく食卓にのぼっている食べ物が、わたしたちのもとへ辿り着くまでを、改めて目の当たりにすることができる瞬間です。
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そしてこの新鮮で美しいマスを、今度はしっかりと味わいます!

お待ちかねのお食事タイム。湖と豊かな里山の自然に囲まれた「明見湖公園」でぬか釜炊きを行ないます!
初めてのぬか釜をどきどきしながらお手伝い。
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ごはんが炊けるまでの間は、富士吉田で米作りをおこなう武藤さんにお話を伺いました。
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武藤さんは、毎日を生きることにつながる食を大切に考え、環境保全や土作りをおこなう「武藤農法」を全国各地で指導しています。寒冷な気候のためお米が育ちにくいと言われていた富士吉田で、「ミルキークイーン」という品種の栽培を始めた第一人者でもあり、今では地域を代表する農産品の一つとなっています。
武藤さんが丹精こめて育てた、とっても甘くてもちもちのミルキークイーンを、おむすびにしていただきます!
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ほかほかに炊けたごはんを、みんな思い思いの形に握ります。

そして大自然の中での食事と言えば、やっぱりバーベキュー!
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富士五湖地域の野菜とお肉をたっぷり使ったメニューはこちら。

・野菜焼き
(にんじん・かぼちゃ・たまねぎ・ピーマン・ししとう・なす・赤ねぎ)
・富士が嶺ポークの焼肉・ベーコン・ウインナー
・とれたてニジマスの塩焼き
・甲斐サーモンのお造り
・スイートコーンスープ
・南蛮味噌(青唐辛子みそ/おにぎりに添えて食べました)
・天然水のかき氷(富士山の銘水)
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大人も子供も、お腹ぺこぺこ。富士山麓の土地のおいしさがたっぷりつまったごはんとおかずを、わいわい楽しく食べました!
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毎日食べているものと、広がる自然と、たくさんの生きもの。
そんなつながりをそれぞれの目線で見つめ直し、楽しんだ日になったのではないかと思います。
今日も、ごちそうさまでした!
(富士吉田市地域おこし協力隊 齋藤萌)
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今回のピンナップボーイ!
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スタッフ

赤松 智志・斎藤 和真・齋藤 萌(富士吉田市地域おこし協力隊)と
愉快な仲間たち
http://www.fujiyoshida-kyouryokutai.jp/

富士吉田みんなの貯金箱財団 齊藤 智彦
http://fpbf.jp/
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Photo by 八木 毅
Supported by 富士山の銘水株式会社

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